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PHP・コードスニペットとは(Code snippets プラグイン )

ホームページ制作ユニゼロワンのDEMOサイトです。このページについてのお問合せは、照会番号でお願いします。

照会番号:DEMO-
43012

PHP、コードスニペットとは

PHPとは?
📌 一言でいうと
WordPress を動かしているプログラミング言語です。

WordPress で「表示」「保存」「ログイン」「検索」など、
ほとんどの仕組みは PHP が裏で動いています。

🔰 やさしい例え(家のイメージ)
HTML … 家の“設計図”
CSS … 色や装飾(壁紙や家具のデザイン)
JavaScript … ボタンなどの動く仕組み
PHP … 家の“電気・水道・ガス”のように、
内部の機能(ログイン、投稿の保存など)を動かすエンジン

🔍 WordPress における PHP の役割
PHP は WordPress 内でこんなことをしています:

できること

ログイン処理
ログイン成功/失敗の判定
投稿の取得
新着記事一覧を表示する
検索機能
キーワードで記事を絞り込み
条件分岐
「ログイン時だけ表示」のような制御
表示の変更
投稿リストの列を増やす、挙動を変える

⭐ WordPress が動くのは「PHPが実行されるサーバー」が必要だから
WordPress を動かすためには、
PHP が使えるサーバー(さくら、エックスサーバー、WPXなど)
が必須となります。

コードスニペットとは?
📌 一言でいうと
WordPress のカスタマイズ用に書く、小さな PHP コードのことです。

🔰 わかりやすい例
-「ログイン時間を長くしたい」
-「特定のページだけCSSを変更したい」
-「投稿画面に項目を増やしたい」

こうした「ちょっとした変更」を行う小さなコードのことを
コードスニペット(code snippet) と呼びます。

🧩 WordPress でコードスニペットを使う方法
① 子テーマの functions.php に書く
→ テーマと連動したカスタマイズ

② Code Snippets プラグインに登録
→ テーマに依存せず、オン/オフも簡単(初心者に一番おすすめ)

③ サイト専用カスタムプラグインにまとめる
→ 大量のカスタマイズを整理したいときに便利

コードスニペットの設定方法

不慣れな方へのお勧めは、WordPress公式のCode snippets プラグインですが、500エラーが表示される場合は、UNI01制作の同機能プラグインをお勧めします。

UNI01プラグインは、ショップUNI-01

0. まず最初に:PHPコードを触る前の注意

必ずバックアップをとる

できればデータベースファイルの両方。

最低限、これから編集する「ファイルだけ」でもローカルにコピーしておく。

一行でも間違うと画面が真っ白になることがある

; のつけ忘れ、} の抜け、<?php の入れ方 などで「重大なエラー」になることがあります。

そのときの復旧に FTP を使えるようにしておく と安心です。

テーマの「親」を直接いじらない

テーマのアップデートで 上書きされて消えてしまう からです。

基本は「子テーマ」か「Code Snippets」か「独自プラグイン」で行います。

1. function.php に設定する方法
1-1. どこの function.php?

テーマには通常2つがあります。

親テーマ:/wp-content/themes/親テーマ名/functions.php

子テーマ:/wp-content/themes/子テーマ名/functions.php

編集するのは “子テーマの functions.php” が基本 です。
(子テーマがまだ無い場合は、後で「2. 子テーマを作成」で説明します)

1-2. どこに書けばいい?

functions.php の中身の一番下あたりに、こんな感じで追記します。

// ここから自分で追加したコード
function my_sample_function() {
// なにか処理
}
add_action( ‘init’, ‘my_sample_function’ );
// ここまで自分で追加したコード

ポイント:

すでに <?php がファイルの先頭にあるので、新たに <?php は書かない。

?> でファイルが終わっている場合、その前に追記する(できれば ?> は削除してしまう方が安全)。

1-3. FTP で編集する方法(初心者向けざっくり説明)

FTP(SFTP)とは?
WordPress が動いているサーバーの「中身のファイル」を、PC から操作するための仕組みです。

FTPソフトを用意

Windowsなら:FileZilla / WinSCP など

FTP情報(ホスト名、ユーザー名、パスワード、ポート)をサーバー会社の管理画面で確認。

WordPress の場所を開く

一般的な構造:

public_html や www フォルダの中に wp-content フォルダがあります。

wp-content/themes/子テーマ名/ の中に functions.php があります。

編集手順

functions.php を PCにダウンロード → メモ帳以外のエディタで編集(VSCode など)

保存したら、同じ場所に上書きアップロード。

万一画面が真っ白になったとき

いまアップロードした functions.php を バックアップしていた元のファイルに戻す ことで復旧できます。

2. 子テーマを作成する方法(初心者向けの最小構成)
2-1. 子テーマを作る理由

親テーマをアップデートしても、
自分が書いたPHPやCSSが消えないようにするため です。

2-2. 子テーマを手動で作る手順(最小)

フォルダを作る

/wp-content/themes/ の中に
例:mytheme-child というフォルダを作成。

mytheme が親テーマだとすると、mytheme-child は何でもいいですが、
運用上「親テーマ名-child」にしておくと分かりやすいです。

style.css を作る

mytheme-child/style.css を作成して、次のように書きます(親テーマが mytheme の場合):

/*
Theme Name: MyTheme Child
Template: mytheme
*/

Theme Name: … 管理画面で表示される名前(好きな名称でOK)

Template: … 親テーマのフォルダ名と完全一致が必要

functions.php を作る

同じフォルダに functions.php を作り、最低限これを書きます:

<?php
// 親テーマのスタイルを読み込む
function mytheme_child_enqueue_styles() {
wp_enqueue_style(
‘parent-style’,
get_template_directory_uri() . ‘/style.css’
);
}
add_action( ‘wp_enqueue_scripts’, ‘mytheme_child_enqueue_styles’ );

管理画面から子テーマを有効化

WordPress 管理画面 → 外観 → テーマ

さきほど作った「MyTheme Child」を「有効化」します。

これで、

PHPコード → mytheme-child/functions.php

CSS調整 → mytheme-child/style.css

に書いていくことができます 🎉

3. プラグイン「Code Snippets」の利用

「テーマやFTPに触るのが怖い」「複数テーマで使いたい」場合に 一番おすすめの方法 です。

3-1. Code Snippets プラグインの特徴

functions.php に書くのと同じように、PHPコードを実行できる。

スニペット(コードのかたまり)ごとに

名前、説明、有効/無効を切り替えられる。

多くの場合、保存時に簡易チェックが入るので、真っ白事故が少し起きにくい。

3-2. 使い方(基本)

インストール

管理画面 → プラグイン → 新規追加

「Code Snippets」で検索 → インストール → 有効化。

新規スニペットを追加

メニューに「Snippets」が増えるので、「Add New」または「新規追加」。

タイトル:分かりやすい名前(例:ログイン時間延長用)

コード欄に PHPコードを貼り付ける。

// ログインセッションを1週間にするサンプル
add_filter( ‘auth_cookie_expiration’, function( $seconds, $user_id, $remember ) {
return 7 * DAY_IN_SECONDS;
}, 10, 3 );

どこで実行するか選ぶ

「Run snippet everywhere(サイト全体で実行)」

管理画面だけ / フロントだけ などの選択ができるバージョンもあります。

保存 & 有効化

「Save Changes and Activate」などをクリック。

問題があればすぐ無効化

サイトが動作していて何かおかしい場合、

管理画面の「Snippets」一覧からそのスニペットを「Deactivate(無効化)」すれば元に戻せます。

4. その他の方法は?
4-1. サイト専用の「小さなプラグイン」を作る(レベルアップ編)

「このコードはテーマに依存してほしくない」「どのテーマに替えても使いたい」
という場合は、「サイト専用プラグイン」にするときれいです。

/wp-content/plugins/ にフォルダを作成
例:my-site-custom

my-site-custom.php というファイルを作成して、次のように書きます:

<?php
/*
Plugin Name: My Site Custom
Description: このサイト専用のカスタマイズコードをまとめたプラグインです。
Version: 1.0.0
Author: あなたの名前
*/

// ここに好きなPHPコードを書く
function my_site_sample() {
// 何か処理
}
add_action( ‘init’, ‘my_site_sample’ );

管理画面 → プラグイン → 「My Site Custom」を有効化。

こうすると、

テーマを変えてもコードは残る

必要に応じてプラグインごと有効/無効にできる

という、かなりきれいな構成になります。

4-2. mu-plugins(必須プラグイン)として置く

/wp-content/mu-plugins/ にファイルを置くと、
強制的に常に有効なプラグインとして動作します。

サイトの基盤的なコード(ログ記録など)を置く場所として使われます。

ただし、管理画面から無効化できないので、初心者さんには少し上級者向けです。

5. まとめ:初心者さんへのおすすめ順

5-1.Code Snippets プラグイン

コード スニペットを使用すると、WordPress サイトを簡単に強化できます。

https://ja.wordpress.org/plugins/code-snippets/

失敗してもすぐ無効化できて、テーマにも依存しない → 一番安全で楽
*サーバー(サーバー契約先の割り当てられた機器ごとにも違いがあるようです。)によっては、全て500エラーが出てスニペットが保存できないケースが確認されています。
UNI-01では、エラーの出ない、同機能のCode snippetsプラグインを制作しておりますので、お困りの方はご利用ください。

5-2.子テーマ + functions.php

テーマに関係する調整(テンプレートとセットで)をやりたい場合。

5-3.サイト専用プラグイン

慣れてきたら、こちらに集約すると構成がきれい。

5-4.親テーマの functions.php 直接編集

原則 おすすめしません(アップデートで消える、失敗時に復旧が大変)。

不具合が発生したら

万が一、不具合が発生した場合は、「トラブルシューティング(プラグイン等インストール関連)」をご参照ください。➡ トラブルシューティング(プラグイン等インストール県連)
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