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エラーログの見方・種類・重要度・ASP(UNI-01独自保護機能)
WordPressにあるError Logである、debug.logとUNI-01 プラグインに搭載されている
UNI-01独自の安全保護機能「ASP(Auto-Save Protection)」 と
MU Debug Log(MU Error Capture) についてもまとめています。
エラーログとは?
WordPress では、
テーマやプラグインでエラーが起きると ログ(記録) が作られます。
ログは代表的に次の3つがあります:
① wp-content/debug.log(通常のデバッグログ)
WordPress 本体・テーマ・プラグインのエラーを記録。
② MU-Error-Capture(UNI-01専用の保護ログ)
UNI-01 プラグインに付属する 安全監視の仕組み。
③ ASP(UNI-01独自の Auto-Save Protection)ログ
UNI-01 の「画面保護」「保存トラブル防止」のための独自ログ。
🛡 ASP(Auto-Save Protection)とは?(UNI-01独自機能)
UNI-01 系プラグインだけに搭載されている“安全保護機能”です。
ASP の役割は次のとおり:
編集画面が壊れないように監視
重大なエラーが起こる箇所を記録
Elementor の編集中断や真っ白画面を防ぐ
どの画面で不具合が起きたか MU ログに記録
重大な操作をする前に安全かどうかを確認
ASP を動かすファイルが uni-01-asp.php です。
📘 MU Error Capture(MUデバッグログ)とは?
UNI-01 プラグインが提供する もう一つの保護システムです。
MU エラーログの役割:
WordPress が壊れる一歩手前の“重大エラーの直前”を記録
どの画面・どの URL で起こったかを記録
PHP 8 で増えた細かいエラーもキャッチ
通常の debug.log より早く・詳しく分かります
表示例:
[2025-10-25T12:22:07+00:00] MU MU-logger loaded
[2025-10-25T12:22:07+00:00] MU admin_init screen=no-screen route=/wp-admin/admin-ajax.php
これは 正常動作であり、「保護機能が動作しました」という意味です。
🧩 その他のログ(asp_fatal.log など)
UNI-01 プラグインには、目的別にログが用意されています。
ログの種類
説明
wp-content/debug.log
WordPress 標準のログ。全体のエラーを記録。
uni01-asp.log / asp_fatal.log
ASP が検知したエラー記録(UNI-01独自)。
uni01-temp-error.log
臨時のエラー保存用(必要時のみ生成)。
MU Error Capture
重大エラーの直前をキャッチ。
それぞれのログは「目的が違う」だけで、複数あっても問題ありません。
🧨 WordPress に出るエラーの種類と重要度
初心者が最も混乱する部分なので、
代表的エラーを種類別に整理しました。
🔴 (最重要)Fatal error(致命的エラー)
例:
Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function …
何が起きる?
画面が真っ白になる
WordPress が止まる
Elementor が開けない
プラグイン・テーマが壊れる
対応:
原因のプラグインを停止
PHPバージョンの不整合
コードのミス(syntax error)
🔴 (最重要)Syntax error(文法エラー)
表示 例:
syntax error, unexpected token “{“
原因:
PHPコードの書き間違い
コピーペーストのズレ
カンマ・カッコの抜け
このエラーは絶対に放置できないレベル。
🟠 Warning(警告)
表示例:
Warning: Undefined variable …
原因:
設定値が空
読み込まれたタイミングが早すぎる
機能は動くことが多いが、原因を残すと後でFatal化する可能性あり。
🟡 Notice(通知)
表示例)
Notice: Trying to access array offset…
原因:
コードが古い
PHP 8 で厳密になった
変数が空のまま使われている
サイトは動くが、放置は非推奨。
🔵 Strict / Deprecated(非推奨)
表示例)
Deprecated: Function _load_textdomain_just_in_time was called incorrectly.
WordPress 6.7以降よく見る注意表示。
現在機能は使えるが、将来修正が必要。
🟣 UNI-01 ログでよくある表示
✔ 「MU-logger loaded」
→ 正常
→ エラーではありません
✔ 「ASP loaded」
→ ASP(保護機能)が動いています
→ 正常
✔ 「admin_init screen=no-screen route=…」
→ 管理画面での動作状況
→ 正常
🧠 まとめ
WordPress のエラーログには種類があり、致命的エラー(Fatal / Syntax)以外はすぐ壊れるものではありません。
UNI-01 プラグインは、独自の安全保護機能「ASP」と「MU Error Capture」を搭載しており、サイトが壊れる前にエラーを検知して記録します。
ログに「MU」「ASP」と出ても問題ではなく、UNI-01 がサイトを守っている証拠です。
不具合が発生したとき、WEB技術者に状況を正確に伝えるにはエラーログの報告が最も適しています。
当社のサポート依頼でも不可欠な情報となります。
エラーログを記録するためには、事前に設定を必要とし、その後も都度FTPを使用してログを見る必要があります。
また、放置しておくと、ログは何万行にも肥大化してしまいます。
全てのエラーログを簡単に管理できる自社製プラグイン(UNI-01プラグイン)を、ショップ ユニゼロワンで販売しておりますので、ご確認ください。